2月12日、渋谷にあるタナカクマキチCafeにて行われたSave Yanbaruの上映会に参加しました。歌手のUAさんが沖縄のやんばるの森でフリーライブを開いたことにより始まったこの活動、DVDにはそのライブと現地の模様がおさめてあります。
「Save Yanbaru」という言葉からは初見、「自然保護の活動」というイメージが浮かびがちですが、実はそれだけではないのです。現地ではその背景にある人権問題など、多くの難題を抱えているようです。 そして今も新基地建設に反対し、座り込みをしている人々の存在やその経緯があります。私を含め、これを機にこの現状を知る方もいらっしゃるかもしれません。
DVDを通して、現地で活動されている人々の根源は、自身の人権や自然との暮らし、平和への願いといった、失われたくないものへの愛情だということ、それを奪おうとするものへの憎しみではないという印象を強く受けました。
ライブメインの90分の映像は、呼び掛けではなく投げかけの映像。 まさに考えるきっかけを与えてくれる作品です。
この夜タナカクマキチCafeでは立ち見が出るほどにたくさん人々が集まりました。
シャンデリアの淡い光 とろうそくのあかりに灯された地下にあるその部屋は、
想いの込められたUAさんの歌声でいっぱいになりました。
今後各地で上映会が開かれます、ぜひ足を運んでみることをおすすめします!